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着物の水通しと湯通しの違い

水通しと湯通しの依頼が多いので少し考えをお伝えします。

水通し

綿・麻の単衣の着物はご自宅で洗う事も有ります。

自宅で洗う時には水洗いをすると思います。

織物は経糸に強くテンションをかけて織る為、生地が少し伸びています。

そのまま仕立てて洗うと縮んでしまいます。

始めから少し縮めて仕立て方が狂いは少なくなります。

織りの反物は、水通しをした方が良いですが、染の反物は水に

始めから入っているので必要が無いと思います。

縫い糸にも撚りがかかっていますので、水洗いの後は

縫い目はしっかりテンションをかけてアイロンをかけて下さい。

湯通し

染織(染・織り)に分けると

染は白生地で染をします。

生糸は繊維質のフィブロインとセリシンから出来ています。

白生地は両方の蛋白質が残った状態で織り、後日精錬をして

セリシンを落として絹の反物にします。

                   織りの着物は、糸・真綿の状態でセリシンを落とします。

                   セリシンが有ると染が綺麗に染まらないからです。

織る時には、セリシンが無いと毛羽立つ為、代わりに布海苔を付けます。

布海苔が生地の風合いが硬くなったりカビの原因になるので湯通しをして落とします。

白生地には無く、紬のみ湯通しが必要な理由です。

                   


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