丸洗い・染み抜き
染み抜きの流れ
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お着物のシミ等を検品
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メールかFAXで見積りを連絡
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確認を頂いてからの作業開始になります。
※納期は、お返事を頂いてから約1ヶ月間です。
染み抜きを依頼される際の注意点
見積り後、そのまま返品する場合の送料は、当社負担になります。当社へご依頼頂くシミヌキは、いつ付いたのかも分からないシミが殆どです。又、染め・加工が原因のシミも有ります。
シミは、こちらですべて判断しますが、古いシミで濃い黄変などは、生地が劣化しているおそれも有ります。カビも白ぽっいカビは落ちますが黄色く色素が出たカビは残ります。
お着物を見れば、どのような工程で加工されたか、判断出来ますが、草木染のお着物は一言教えて頂くと助かります。
いろどり
きもの工房 彩の丸洗いについて
着物の丸洗いと聞くと、着物専用の洗剤を使い、水を使って丸ごと洗ってくれるイメージをお持ちの方が多いかと思います。しかし、絹でできている着物を水で丸洗いすると繊維が収縮してしまい表、裏地のバランスが崩れてしまいます。
一般的に着物の丸洗いは、石油系の溶剤を使って洗います(洋服のドライクリーニングと同じ感じです)この洗い方ですと、比較的安く全体の汚れを落とすことができます。
着物はドライクリーニングだけでは、汗などの成分が残り、その結果、気が付くと汗ヤケ・黄変ジミが出る事も有ります。
お客様とは1回きりの関係ではなく、末永くご利用いただきたいので、私たちがどのような方法で着物を洗い推奨しているかをお話しします。
汗抜きの重要性
お客様がお着物を次にまた使われる際、美しく気持ちよく着ていただくために大切な作業が汗抜きです。
お着物を涼しい部屋でお召しになり、汗をかいたつもりがなく、丸洗い(ドライクリーング)だけを行うことがあります。
しかし、お使いになった直後は、汗染みも臭いもなかったのに、丸洗い(ドライクリーニング)の数年後に開けてみると黄色い染みができているということも。
お着物を長い目で見て大切にされたいとお考えでしたら、当社は着用で汗をかいたとお思いでしたら汗抜きをご利用いただくことをおススメします。
オゾンによる消臭除菌
当社はドライクリーニング後にオプションでオゾンガスを使った消臭除菌を行っております(オプション)
オゾンガスによる消臭や除菌は、病院、福祉関連施設、救急車、ホテル、食品工場、車関連(タバコの臭い取り)等、様々な業種で広く使用されています。
オゾンは空気中の酸素が原料なので、反応後は酸素に戻るため「残留性がない」という優れた特徴を持っています。
また、オゾンは非常に高い除菌力があり、空気中の除菌だけではなく、着物に付着している菌も除菌します。
さらに最近は、新型コロナウイルスへの効果も検証されており、その有効性が確認されています。そんな、安心、安全で消臭除菌能力の高いオゾンガスを使い、お客様のお着物を除菌させております。
オゾンを発生させることでカビの繁殖を予防する効果が期待できますが、カビを除去するのは、染み抜き又は洗い張りになります。
帯は、帯芯(綿に糊を張って硬さを出している)からカビ臭が出でいる品物が殆どです。回りを縫って閉じ込めている為に消臭が難しいからです。洗い張り・帯芯交換の仕立替えをお勧めします。
おススメの追加加工
撥水加工
撥水加工は「水をはじく加工」
通気性が保たれるので、蒸れにくい
衣類は、雨具以外殆どが撥水加工になります。
絹は水分に弱く、シミができやすい素材です。
撥水加工により水性のシミを防ぎます。(雨シミ・泥ハネ・ジュース等)
仕立上り品は撥水加工をすると八掛・胴裏・比翼等全て撥水加工がかかります。
丸洗い料金表
price
お着物各種の丸洗い料金についてご紹介します。
実際にこちらでお着物を確認後、メールかFAXで連絡、確認をいただいてからの作業開始になります。
納期は、お返事を頂いてから約1ヶ月間です。
正式お見積り後、そのまま返品する場合の送料は当社負担になります。
染み抜きは、ものによって程度が異なりますので、全て見積りになります。
三才・五才祝着は、大人料金より¥1,100(税込)引きとなります。
七才は、大人料金と同額になります。
着物にかぶりが有る場合、プレス仕上げで微調整しますが完全には直りません。
丸洗い依頼書をプリントアウトして各一点ずつ付けてお送り下さい。
又連絡を頂ければ、依頼書をFAXでお送り致します。